平成24年06月号
ひまわりだより(平成24年6月号)
生活習慣の確立
園長 伊藤 和子
さわやかな季節を迎えていますが、気温や気象の変化が厳しい日もあり十分気をつけていかねばと思っているところです。
さて、ゴールデンウィークも終わり、園生活のリズムも戻って、いよいよ活動にも広がりが見られる様になりました。
先生やお友だちを知り、お部屋から外遊びへと少しずつ行動の範囲も広がり、遊びへの意欲や、展開して楽しむ姿も見られる様になり、素敵な笑顔がたくさんこぼれています。
毎日元気で園生活を楽しむことができますように今後共よろしくお願いしたいと思います。
子どもの日には年長さんの作ったこいのぼりが大空に舞いました。たくましく大きく育てと願いながら今、体力も気力も劣っている子どもが増えているとよく言われていますが、どうしてなのかと思います。
こんなにも元気に活躍している子ども達。よりたくさんの経験でより豊かな日々を重ね、よりたくましく意欲的に成長するよう努力を重ねねばなりません。
毎日を大切に日々の繰り返しが大切なのだと思います。生活習慣の確立が基本となってまいります。
早寝早起き、そして朝食をしっかり摂り、時間の余裕を持って行動ができますように御配慮ください。
柔らかな新緑もすでにしっかりした緑陽となりました。緊張も緩み今では疲れが出る頃です。十分にお気をつけいただきたいと思います。個人面談の御協力もありがとうございます。お互いの信頼関係をもとに、各々の課題への努力を共有し、成長を楽しみにこれからの日々を大事にしてまいりましょう。
「先生あのね、今日も幼稚園に来たんだよ!」「そうなの、うれしいなぁ」ニコっと笑って走り出しました。
かわいい かわいい子ども達!
梅雨空を跳ね飛ばして元気!
理事長 伊藤 實
爽やかな五月の空にさっそうと泳いだ鯉幟、今年も年長さんが思考をこらして染め上げました。クラスのみんなのアイディアが活かされた個性ある鯉幟。また、兜飾りや菖蒲も飾って、子ども達の健やかな成長を願ったところです。きっとご家族におかれましても意を十分に踏まえ取り組みが行われたものと存じます。
さて、今年度の親子スクール開講式が、5月11日(金)に行われて、圏内も一段と賑わいを見せております。親子ともに初の集団生活であり、一日も早く生活リズムを整えて楽しく過ごせることを願っております。
これから鬱陶しい梅雨の季節を迎えます。寒暖の激しい季節を乗り切って、プール遊びやひまわりフェスティバル、遠足など、楽しい取り組みが目白押しです。体調を崩さないように生活リズムの確立と疲労感を翌日に残さないよう、十分な休養をとれる環境づくりに保護者の皆様のご協力をお願いいたします。
また、本園では子ども達の健やかな成長を願って子ども達の成長発達に合わせて、全園児に絵本の読み聞かせとともに「絵本の貸し出し」、年長さんでは科内で英語に親しむ「ET」を取り入れて大きな成果を上げております。他に、子育て支援の一貫として「ひまわりルーム」「サマースクール」「ウインタースクール」などを実施してまいります。ご活用下さい。
結びに、去る5月6日に茨城・栃木・群馬で発生した「竜巻被害について」は、本園としても園児の安全を第一に対応を検討しております。天災や人災を未然に防止出来るよう今まで以上に、安全・安心に努めてまいります。
6月の保育
主任 柴田 玲恵子
新入園児も園生活がわかり始め、遊びを通して友だちや先生と触れ合う中で ”幼稚園って楽しいな” と感じることが出来るようになってきます。進級児は大きくなったという自覚を高めていきながら色々な取り組みや遊びを楽しんでいきます。
日々の中で関わりがつくれるようになったからこそ起こるぶつかり合いもうまれてきます。
「入れて」「貸して」「やめて」「いいよ」等々言葉で伝えることを知らせていきながら友だちとの生活を作っていく楽しさを感じられるようにしていきたいと思います。
全学年で交流できる ”ひまわりフェスティバル” があります。年長が中心となり1人1人が役割を持ち仲間と意欲的に進めていきます。
年少組では、生活習慣を確認していきながら安心して生活できるようにし、遊具に触れたり追いかけっこをしたり、先生や友だちと色々なことを楽しんでいきます。
年中組では、新入、進級の子と少しずつ関わりが持てるようになり、自分の暮らすの友だちと一緒に遊ぶ楽しさを知っていきます。生活面では自分の身の回りのことに目を向けて自分の事はできるようになっていきます。
年長組では、ひまわりフェスティバルに向けて廃材を使って、仲間とおもちゃづくりをしていきます。また自分達に任されている役割がわかり、年長としての自覚を持ち、意欲的に取り組んでいきます。3月に植たじゃがいもや春に種をまいた赤かぶを収穫し調理活動を行います。サラダづくり、おにぎりづくりの経験もし、お泊まり会への期待を高めていきます。
全学年共、ひまわりフェスティバルでお店屋さんごっこを通じて、言葉のやりとり等異年令の交流を楽しんでいきます。父の日にはプレゼントを用意し、感謝の気持ちを伝えていきます。後半にはプール開きを行い ”先生と一緒に水に慣れる(少)” ”先生や友だちと一緒に水に慣れ親しむ(中)” ”水の性質を知り仲間と水遊びを楽しむ(長)” という年令別のねらいを持ち進めていきます。
色々なことを取り組み楽しさも増え ”やってみたいな” と思う事が毎日の中で持てるようにしていきたいです。
疲れも出てきてますので生活リズムを安定させ元気に過ごしていかれるように、家庭との連携も大事にしていきたいと思っています。