平成24年04月号
ひまわりだより(平成24年4月号)
おめでとう そして ありがとう
園長 伊藤 和子
今年の冬は殊の外寒い毎日でした。雪もたくさん降りました。でも草木も芽吹き蕾もふくらんで、もうすっかり春の季節となりました。
23年度は大震災を受けて様々な心配や不安の日々となりました。誰もが何より子ども達のためにどうしたらいいのかと悩み考えた一年だったかと思います。一つ一つの活動も、今まで通りで大丈夫かと言った毎日でした。
この様な中でお互いの信頼を基にたくさんの御理解をいただき御協力をいただたいてまいりました。お陰様で滞ること無く活動も進めて来ることが出来ました。心から御礼申し上げます。そして年長さんは卒園制作として「しろくまちゃんのホットケーキ」の大型絵本をちぎり絵によって完成させました。年長一人ひとりの心が詰まった立派な絵本となりました。大切に使わせていただきます。又年中・年少・満3才児のお友だちも一つ大きくなるうれしさで輝いた瞳が自信をうかがわせております。これからも確実な歩みを進めてほしいと思います。お互いが一緒に力を合わせて頑張れる、明るさ素直さ温かさの溢れる日々となりますように心から願っております。そして皆様がこれからも御健康で御多幸でありますよう心からお祈り申し上げます。
地域の皆様にもよりたくさんの励ましをいただき御協力をいただいてまいりました。心からありがたく感謝申し上げます。今後共ひまわり幼稚園をよろしくお願い申し上げますと共に、子育て支援の輪も広げていき一層の努力を重ねてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。
みんなみんなおめでとう。卒園・進級おめでよう。
そしてありがとうございました。
おめでとう そして ありがとう
理事長 伊藤 實
温かな日差しの中で、本園第43回卒園式を大勢のご来賓の皆様そして保護者の皆様にご臨席頂いて開催できます事は、今日卒園される137名の皆様にとってはこの上ない感激であり、これからの人生にとっても、忘れることの出来ないものとなるでしょう。
心からお祝いを申し上げます。
子ども達は勿論のこと保護者の皆様にとっても本園での3年間或いは2年間は子ども以上に不安や緊張の毎日であったことと思います。子ども達にとっても日々の体験は新しい取り組みであり、発見や感動そして不安が交錯したことと思います。でも、今逞しく成長された姿を見るとき、よく頑張った、おめでとうと心からお祝いを申し上げたいと存じます。4月からはそれぞれ小学校へ進まれますが、健康と事故に十分注意され、本園での経験を活かして、一層のご活躍を期待しております。思い出はいっぱいありますが卒園製作として取り組んだ大きな絵本づくりは工夫の後が滲み出た力作で、大切に使わせていただきます。
進級の皆さんは、先輩の晴れの姿に感激し、次は僕達私達と心に焼き付けて、ひまわりの子ども達として新入園児を迎えるべく引き継いでくれることと思います。
結びに、平成23年度はかつて経験した事のない震災・原発事故による環境影響を受けて、日常の教育活動にも支障を来たしてしまった事に、お詫びを申し上げます。今後も何が起こるかわかりません。心して子ども達の安全を第一に、教育に努めてまいります。
最後となりましたが、平成23年度を無事に終えられることに心より感謝申し上げます。
また、ひまわりをご支援いただきました皆様に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。