平成24年03月号
ひまわりだより(平成24年3月号)
うれしいその時を
園長 伊藤 和子
暦の上では春とはいえ大変寒い日々が続いています。11年振りの寒さともいわれ、北国では大雪と報じられています。
その様な中ですがもう3月を迎える頃となりました。
今この一年のまとめのまっただ中にあります。お陰さまで子ども達は元気に日々の活動に参加しています。
3月11日の大震災以来様々な心配不安の中で各々が努力を重ねてまいりました。1つひとつの活動に子ども達にとっての安全をまず確かめてからの取り組みであり、不安があれば変更や取り止めをせざるを得ませんでした。幸い変更はあったものの取り止めまでに至ったものはほとんど無く済みました。何とか工夫してやってこれたのも皆様のご理解とご協力によるものと心から感謝しております。
今、年長は卒園製作に向けての共同作業に余念がありません。又、年中年少そして満3才の子ども達は1つ大きくなるという思いが膨らんで毎日張り切っています。
各々が今までを振り返りより満ち足りた思いで残された日々を大切に過ごして欲しいと思います。
絵画造形展にも大勢の皆様のお越しをいただきました。子ども達の思いを感じ取っていただけたと思います。ありがとうございました。
残された日々を大切により充実の時を過ごしていただきたいと思います。
インフルエンザが猛威をふるっています。残念ながら一クラスが閉鎖となってしまいましたが引き続き十分気をつけていきたいと思います。ご家庭におきましても、うがい手洗い換気に気をつけ元気に乗り切って行かれますようよろしくお願いいたします。
草木の芽が膨らんでまいりました。子ども達の瞳も輝いています。うれしいその時が来ることを知っているからです。
まとめの時に!
理事長 伊藤 實
例年にない寒さの中にも春の足音が、蓑目や蕾に現れはじめているこのごろ、皆様は益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平成23年どもいよいよ年度末を迎えました。この一年間の子ども達の成長の姿は目を見張るものがいっぱいあったと思います。この時期、各学年でまとめを行っていく中で、子ども達にそれぞれの明日への飛躍のためにも、弛まぬ努力を続けていきたいと強く願っているところです。
また、本年度は東日本大震災、大津波、原発事故、台風による風水害、計画停電そして日本海側の大雪と、災害の連続でした。この様な中で子ども達の安全を第一に考えながら、教職員一丸となって努力を重ねてまいりました。この時期に振り返ってみますと、この一年が活動の一つひとつをじっくりと考える機会となった様にも感じます。再年度に向けても一層見つめ直していきたいと思います。
只今、流山市議会では、平成24年度の予算審査を行っております。保護者の皆様にとっては子ども手当が、児童手当そして子ども手当と猫の目のような名称変更から内容の変更まであって、結果はどうなるのかと思っておられることと思います。また、幼稚園と保育園の一元化についても曖昧なままで、名称のみが変わっておりますことが、新聞報道されておりますが、本園として変更する予定はありません。
まとめに、今年もインフルエンザが流行しております。最悪の場合は休園の措置を行って拡大を防止いたしますので、ご理解をお願い致します。予防接種や手洗いうがいを励行し、年度末を元気に楽しく過ごされますよう願っております。
3月の保育
主任 柴田 玲恵子
年聞の総まとめの大事な時期となりました。
子ども達は、卒業、進級、入学を迎えることに大きな期待をふくらませています。自分の成長、中もの成長を喜び合えるように1つ1つを大切に進めていきたいと思います。
さくらんぼ組では、園生活にも慣れ、自分で〝やってみたい〟という気持ちが育って来ました。着替え、排泄等1つ1つ確認しながら進めていきます。〝友だちと一緒〟がうれしいを増やしていきたいと思います。
年少組では、友だちとのやりとりが増え、ルールのある遊びやごっこ遊び等色々な遊びを楽しめるようになってきました。当番の仕事も喜んで行い、少しずつ周りの友だちに目を向けながら楽しさを味わっていきます。
年中組では、年長から引き継いだ飼育・砂場の仕事を友だちと行い、園の仕事をまかされる喜びを感じています。畑では種イモを植え育て方を知り、進級して初夏の頃に収穫できるという期待と長期的な見通しを持ち、年長になる喜びへとつなげていきます。友だちとの遊びもルールがわかり、積極的に体をたくさん動かして遊んでいきます。
年長組では、卒園に向けて、仲間と協力して作る〝大型絵本〟、張り子で作ったりんごの小物入れ、そして文集づくり、作品の整理など園生活を振り返ります。仲間とSケンやドッチボールなど意欲的に思いきり遊ぶ中で、さらに絆を深め、1人1人が自信を持って卒園できるよう、1日1日大切に過ごしていきます。
年長組にありがとうやおめでとうの気持ちを込めて、年中組はプレゼントをつくったり、ホールの装飾は、年少組やさくらんぼ組も一緒に飾りつけをしていきます。ひとりひとりが友だち、仲間と大きくなってきたことを実感し、次へと続く力になっていくように父母の皆様と確認しあって、入学、進級へとつなげていきたいと思います。
1年間ご協力ありがとうございました。