令和2年11月号
ひまわりだより(令和2年11月号)
お互いの配慮
園長 伊藤 和子
11月に入り、一段と肌寒さを覚える日々となりました。10月に行われた運動会以降、子ども達の表情に自信に似たたくましさを感じられる様になり、日々の積み重ねの大事さを改めて知らされた思いでした。コロナ禍にあって毎日が不安の日々、マスクや消毒や換気をと、気を緩めることが出来ません。そのような中例年の活動の一つ一つを見つめ直す機会と捉え、何をどうしたらどうなるという思いを強くしています。例えば先日の運動会は学年毎に行われ、保護者の皆様にはたくさんのご理解やご協力を頂きました。全体で行う盛り上がりや華々しさはありませんでしたが、子ども達の一人ひとりがよく見えて、今後の課題がより鮮明になった様に思いました。日ごろの保育に於いても進め方の工夫によって、子ども達の育ちのためにより必要なのではないかという部分も見えて来ました。保育や行事のあり方を今一度考え、工夫を持ってこなして行く過程において、子ども達の育ちを支える重要な役割を、より一層感じています。それに加えて、幼稚園の目標とする子ども像により近づけるための活動の充実と心の安定とのバランスのとれた日々が欠かせません。より一層の努力をしていきたいと思っています。保護者の皆様のご理解とご協力を今後ともよろしくお願いいたします。紅葉が進み空気も乾燥して寒さも増しています。体調には十分にご留意ください。体調が思わしくない時は無理をせず幼稚園をお休みしてください。コロナ感染に加えインフルエンザの流行も心配されます。お互いの配慮が必要です。元気で活動が出来ますように心から願ってのお願いです。よろしくお願いいたします。
力を合わせて感染予防を
理事長 伊藤 基
いつも本園へのご理解ご協力を賜りまして、本当にありがとうございます。
いよいよ冬が間近に迫る中、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。第3波が到来した、などとも言われ始めており、厳重な警戒が必要です。幸い本園では、この原稿の執筆時点においては園児、教職員やそれぞれの家族も含め、本園関係者に感染者は発生しておりません。皆様のこれまでの感染予防へのご努力に深く感謝申し上げますとともに、引き続きみんなで力を合わせて、感染症の予防に努め、このしんどい時期を乗り切っていきましょう。
子どもたちは今日も、本園で楽しく元気に過ごしています。先日、幼稚園の畑でとれたさつまいもをふかし、昼食の時間に全員でいただきました。
臨時休園中のお世話不足のせいか、夏の暑さのせいか、作柄が芳しくなく、普段なら全園総出で行っている「おいもほり」は年長さんだけにお願いするといった状況となってしまい、心苦しく思っていたところではありましたが、とれたさつまいもは非常に美味で、みんなで収穫の喜びを分かち合いました。来年は全員でおいもを掘り、ご家庭へのお土産にもできるように、工夫しながら取り組もうと心に銘じました。
終わりに、来年度の新入園児募集については、ほぼ見込み通り園児を獲得することができました。保護者の皆様を始め多くの方々にご協力いただき、大変ありがたく心よりお礼申し上げます。引き続き「ひまわり」の教育に邁進する所存でございますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
12月の保育
主任 柴田 玲恵子
2学期の締めくくりの月を迎えます。新型コロナウィルス対策をしながらの生活の中で子ども達も色々な影響を受けながらの毎日が続いています。そんな中でも子ども達の元気な声や体をたくさん動かし笑顔で遊ぶ姿が見られています。やりたい事があり思い切り遊び色々なことに挑戦してみようとする姿があります。ひとりひとり大事な思いの中で友達・仲間との関わり、喜び合ったりぶつかり合ったりしながら成長してきました。一歩ずつ進んでいけるようにと思っています。今年はおもちつきは取りやめとなり、クリスマス会は各クラスにて行う事になりました。装飾を作りお部屋を飾ったり、サンタさんが登場し、プレゼントをもらったりと会を盛り上げていきます。子ども達の笑顔がいっぱいの毎日になるようにと思います。
さくらんぼ組では、園庭で遊ぶ時間を多く作り、先生と一緒に追いかけっこをしたり体をたくさん動かして遊びを楽しんでいきます。生活の中で必要な言葉を知り相手に伝えられるようになり関わりを作っていくようにし ます。
年少組では、友達と一緒に丸鬼や移動鬼、キャンディーボール等々、色々な遊びを楽しみます。「まだやりたい」「一緒に遊ぼう」の気持ちが持てるようにしていきたいと思います。お当番活動もグループの中で友達に見守られながら進めていき、できる事を増やしていきます。
年中組では、チーム対抗の遊びをクラスや学年全体でも取り組み、楽しみ方も大きくなってきています。声を掛け合ったり、共感したり、自分たちでも遊びを作っていき元気いっぱいです。友達と協力して、何かを作っていく楽しさを知っていきます。ペープサートの表現活動も楽しんでいます。
年長組では、指人形の活動で自分達で必要な道具もつくり、仲間と演じることを楽しみ、他学年にも観てもらい、喜びを感じていきます。ドッチボールや色々な集団遊び等、仲間との遊びを楽しみ絆を深めていき、自分達で展開できるようになります。
まとめの時期、1つ1つやり遂げてきたこと、頑張ったことをほめて、次の目標に向かっていけるように締めくくりたいと思います。
ありがとうございました。