平成30年11月号
ひまわりだより(平成30年11月号)
響きあうこと
園長 伊藤 和子
秋も深まり、園庭の桜の葉も残りわずかとなり、日に映えて赤く揺れています。朝夕の冷え込みと日中の気温差が大きく、体調管理がなかなか難しい毎日です。さて、先日はお芋掘り、そしてふれあい会と、秋ならではの活動が続きました。さつま芋の出来は、あまり良かったとは言えませんでしたが、皆で大切に育てたお芋とあって、どんな小さなお寺でも大切に、収穫の喜びを味わいました。お手伝いいただきました皆様には本当にありがとうございました。土を掘ることがこんなに大変なんだということを、そして収穫の喜びを共に感じる貴重な一日となりました。又、ふれあい会では、大好きなおじいちゃんおばあちゃんへ日頃の感謝を込めて、ご招待をすることができました。今年は参加の人数が、少なかったのですが、本当に暖かく、優しくそして穏やかな時が流れ、参加の皆様も年長の子ども達も、笑顔いっぱいの感謝の時間を過ごすこととなりました。子ども達の幸せそうな顔がとても印象的でした。お帰りの時は、皆様「感激しました」「楽しかったです」とありがとうの言葉をたくさんいただきました。私も皆様と一緒に感激しておりました。お互いを理解すること、素直であること、一生懸命であることがお互いの心に響くことになることを、改めて感じた時間でした。2学期も終盤を迎え、日々を振り返りつつ、その成果を整理する時を迎えています。しっかりまとめて、年の2学期も充実の日々であったと言えるように、そして誰もが元気で、締め括ることが出来ますように願っています。感謝の心が、幸せの心がいつもでも続きますように。