平成30年02月号
ひまわりだより(平成30年02月号)
試行錯誤の末に
園長 伊藤 和子
あっという間に1月が終わり、2月を迎えました。記録的な寒さが続いたり、積雪があったりと、厳しい日々の続く中、体調を崩してお休みをする子ども達が増えてまいりました。土日 を挟んで特に月曜日のお休みが多い様子です。充分に体を休ませ、そして完全に回復をしてまた元気に活動に励んでほしいと願っています。
このような中、先日はひまわりシアターが開催されました。各クラス共に懸命に頑張っている姿が感動的でした。諸々の工夫がなされ、集大成としての作品に仕上がるようにと、試行錯誤で取り組んだひまわりシアターでした。全員が揃わない中ではありましたが、力を合わせて頑張った結果をご覧いただくことが出来ました。大勢のお客様の前で戸惑う姿もありましたが、よくやったと心から褒めてあげたいと思いました。お友達と一緒に作り上げた最後の作品です。子ども達一人ひとりの胸にこの思い出が深く刻み込まれたことと思います。 もっとこうしようああしようと意見を出し合い、やってみては又直し出来上がった作品です。この過程に於いて特に、友達の存在がいかに大切なものであるかそして、自分自身への自覚が、何事にも臆することのない自信へと展開していくのではないかと思います。一人ひとりが主役の毎日の中で、忍耐力自制力が確かに育っていることを感じます。何事にも、意欲を持ち、積極的に関わることが出来、より協調的に参加し努力を重ねることができる。生きる力とはこういうことなのではないでしょうか。たくさん褒めてたくさん励ましてくださった皆様に、心からありがとうの気持ちをお届けしたいと思います。そして子ども達は「楽しかった!」と笑顔で答えてくれました。
もうすぐ春が
理事長 伊藤 實
寒さの中にも、少しずつ春の足音が聞こえるような時期になりました。平成29年度も、残すところあと1か月です。各学年とも残された 時間を有効に使い、全員が立派に卒園・進級で きるよう、年度の総まとめに取り組む所存です。
さて、10日・11日に行われた「ひまわりシアター」では、たくさんの方々にご来園いただき、本当にありがとうございました。
子どもたちが楽しみながらいきいきと表現活動に取り組む様子は、微笑ましく、そしてとても感動的でした。皆様はいかがでしたでしょうか。
終わりに、インフルエンザなどの感染症も、流行が収まる時期まであともう少しです。引き続き手洗い・うがいや部屋の換気などの予防に努めましょう。ご家庭においてもご協力をお願いします。
3月の保育
主任 柴田 玲恵子
3月、1年の締めくくりの時期となります年長さんにとっては幼稚園生活最後の月となります。日々いろいろなことに向かい積み上げてきました。子ども達の姿から力強いエネルギーが感じられます。”大変なことだって楽しいよ”と笑顔を見せてくれるのです。一緒に喜び合ったり、励まし合える仲間がいればこそのパワーではないでしょうか。自分も仲間も素晴らしく思えるようになってほしいです。1日1日大切なことがたくさんあるのです。
さくらんぼ組では、身の回りのことが少しずつ自分でできるようになったことに喜びを感じています。ほめられてまたやろうかなという気持ちが持てています。おままごとやブロックで遊んだり、外で追いかけっこをしたり先生や友達とたくさん遊んでいきます。
年少組でも、移動鬼やころがしボールなど簡単なルールが分かり友達とたくさん遊びます。やってみたいなという気持ちを増やし様々な経験を楽しんでいきたいと思います。年中組では、年長組から引き継いだ飼育当番が始まりがんばっています。やり方を教えてもらい、自分たちでやる中、責任を持つ大切さも少しずつ感じています。そして畑の活動も始まり種いもを植えていきます。年長になる時期も高まってきます。学年クラスでの遊びも充実させていきたいと思います。
年長組は、卒園まであとわずかとなり、本当に1日1日を楽しく作っていかれるようにしたいと思います。卒園制作(大型絵本「もじゃもじゃ」)づくりでは仲間に協力して満足できるものを完成させ、文集づくりでは、園生活を振り返り、思いを表現しながら成長を感じ取ってほしいと思っています。そして仲間との遊びを思い切りとことん楽しんでほしいです。
”年長さん卒園おめでとう”の気持ちでホールの装飾やお祝いのプレゼントづくりも進めていきます。子どもたちに「こんな大きくなったね」と言葉でも伝えていくことも大切だと思います。園でも家庭でもたくさん褒めていきましょう。本当に1年間の御協力に感謝致します。ありがとうございました。