平成29年11月号
ひまわりだより(平成29年11月号)
成長を祈る
園長 伊藤 和子
「桜の葉が落ちて、残り葉の紅葉が陽に照らされてとてもきれいです。すでに立冬を迎え、朝夕の冷え込みが報じられるようになりました。
10月は雨の日が続き、運動会をはじめ、遠足も再三の延期となり、予定の活動が押せ押せとなり、余裕の無い毎日だった気がしています。
その様な中、父母の皆様には多大なご協力を頂き、心から感謝しています。そして 祖父母の皆様、地域の皆様をお呼びして、日頃の感謝の気持ちをお伝えするふれあい会が開かれました。
お忙しい中を大勢の皆様のご出席を頂き、うれしい一時を過ごすことが出来ました。中には遠くから駆けつけてくださった方もいらしたとか、ご協力に心からお礼を申し上げます。
一緒に体を動かしたり、歌を唱ったり、出し物も一生懸命出来ました。休憩時には、畑で採れたさつま芋や大根の塩もみ、そして麦茶で喉を潤していただきました。ほんの短い時間ではありましたが充実の時間となり、年長の子ども達も大変喜んでおりました。貴重な経験を大切に、心の穏やかなやさしさを兼ね備えた大人に成長してほしいと願いました。
少しずつ冬の厳しい日々を迎えます。感染症が活発になる季節です。手洗いうがいの徹底を幼稚園でも励行してまいります。ご家庭でも十分な対応をお願いしたいと思っています。先日は七五三のかわいい何組かのお宮参りに出合いました。健やかな成長を願って手を合わせる大人と一緒に、もみじの様な手を合わせて祈る姿が感動でした。誰もが無事に元気に成長しますように、私も陰ながら祈らせて頂きました。合わせて、幼稚園の全ての子ども達のより豊かな成長を重ねて祈ってまいりました。なぜか心が静まるような思いでした。