平成29年02月号
ひまわりだより(平成29年2月号)
大きな一瞬
園長 伊藤 和子
ろう梅の香りが漂って、春の足音が間こえてくる気配です。 冷たい風が吹いて、子ども達の手も赤くなっています。その様な中でも子ども達は、元気に園庭を走り、大きな声で呼び合い笑い合っています。子ども達は風の子と言われますが本当にそんな気がしています。28年度の総まとめの真っ最中に、ひまわりシアターとして発表会がありました。1つの作品を作り上げることは、そのクラスのまとまり、そして協力の和が欠かせません。より良い物を作り上げるためには、一人一人の力をーつにまとめあげることです。クラスの担任と一緒の思いが、形となって表現されます。セリフの1つ、歌の一節ごとが、どれ程大切なものとなるのか測り知れないものです。自信を持つ て楽し<参加できるよう、何度も話し合い修正しながら、より見応えのある作品として仕上げていくこととなります。みんなで作りあげた自分達の作品です。楽しさと緊張の中で、観てもらえたうれしさをしつかり味わったことでしよう。そしてその達成感を、しっかりと胸に刻んだことでしよう。観る人に感動して頂けるよう願いつつ、努力を重ねたものでした。子ども達の成長は素晴らしいものです。何時の間にか1人でこなすことが出来ていることに出合います。「放送があったよ、早くしようよ」自分のことは自分で、お友だちには知らせ合って、その時々をこなしています。「何かさみし<なる時もある」これは担任の言葉です。手元から離れていく子ども達。きっと家庭でも そんな瞬間がおありでしようね。毎日を大切にそしてこの時こそ、かけがえのない一瞬であることを私たちはしっかりと受け止め、そして喜び合いたいと思います。
元気に春を迎えよう
理事長 伊藤 實
寒さの中にも春の息吹があちこちに感じられる頃となりました。
先日の「ひまわりシアター」では、たくさんの方々にご来園いただき、本当にありがとうございました。子どもたちが楽しくいきいきと表現活動に取り組む姿は、皆すばらしく、とても感動的でした。さまざまなご協力を賜り、心からお礼中し上げます。
いよいよ年度末が近づいてきました。各学年とも残された時間を有効に使い、全員が立派に卒園・進級できるよう、年度の総まとめに取り組んでいきたいと思います。 おわりに、インフル工ンザやノロウイルスなどの感染症も、流行が収まる時期まであともう少しです。引き続き手洗い・うがいをしっかりと行い、部屋の換気や消毒などもたゆまずに行いながら、みんな元気に春を迎えたいものです。 ご家庭においてもご協力をお願いします。
3月の保育
主任 柴田 玲恵子
いよいよー年の締めくくりの月を迎えます。毎日一生懸命な子ども達、泣いたり笑ったり頑張ったり大切な友だちと様々な経験をしてきました。 ーつーつが成長につながり大きくなつた子ども達です。卒園や入学、進級への期待もふくらんでいます。目分の良さ、仲間の良さがわかり、それをまた力に挑戦を続けていってほしいと思いま す。ー日一日を大事に充実させていきたいです。さくらんぼ組では、先生や友だちと園庭で元気いっばい走つたり、ごっこ遊びや粘土遊びをしたり友だちがいて楽しいなと思えるようになり、やってみたい事も増えてきます。たくさん遊んでいきたいと思います。 年少組では、ボールで遊んだり移動鬼や追いかけっこをしたり、元気に体を動かしています。身の回りの事もできる事は自分でやるという気持ちを持って行うようになり、“出来た”と笑顔を増や して行きたいと思います。 年中組では、年長組から引き継いだ飼育当番をはりきって行ったり、畑には種芋を植えたり年長になる期待を高めていきます。卒園する年長さんへのプレゼントづくりをしたり、卒園式の送辞 (お<ることば) を全員で言い、お花のアーチで見送ります。クラスや学年全体でも集団遊びを積極的に楽しんでいきます。 年長組では、卒園に向けて最後の共同製作「壁画」に取り組みます。クラス・学年で話し合い協力し合い作り上げていきます。文集づくりでは、想い出を振り返り、語り合い成長を感じます。最後のお別れ遠足では仲間とおもいきり遊んできます。残り少なくなつた日々を大切に過ごしていきます。 ひとりひとりの子ども達が持っている良さを伸ばし、やってみたい事がたくさんある意欲的な日々を作っていきたいと思います。子ども達の笑顔がいつばいになりますように...。父母の皆様も いつも御協力頂きましてありがとうございました。