平成28年12月号
ひまわりだより(平成28年12月号)
年の瀬を迎えて
園長 伊藤 和子
今年ももう12月、師走を迎えました。暖かい日寒い日と不安定な気候の中で、1日の温度差の大きい日々、体に大変な負担の中で生活をしていることとなります。この様な中でも、子どもたちは元気に園庭を走り回り、子どもらしく生き生きと笑い、名前を呼びあい、答えあって、大きな声が飛び交っています。活気に満ちた姿に、今日もほっとしているところです。子どもは、明るく元気に、飛んだり跳ねたり走ったり、しなやかな姿を見せてこそ自然なのですね。
今年も最後の月となり、活動の締めくくりの時となりました。胃腸炎関連に伴い、2日間の閉鎖の後、なんとか計画のプログラムをこなせているのではないかと感じています。子ども達の健康を考えた上での対処の仕方を、一部従来と変えていこうということもありました。ひとつひとつの対応にしっかり向き合い、より安全に安心して対応していくことを第一に、種々な方法を考え模索しながらの日々でした。健康で元気に明るくが子どもの代名詞、子どもの姿そのものなのです。その姿に勇気づけられ、励まされている部分もたくさんあったように思います。皆様のご協力により、2学期も滞りなく終了となり、普通に対応することのできるありがたさを今、感じております。
年の瀬を迎え、忙しくなってまいりました。残りわずかな日々、皆様に感謝しつつ、カリキュラムのまとめをしっかり整えていこうと思います。一段と寒さも増してまいります。健康には十分に留意され、健やかに新年をお迎えくださいますよう、心からお祈り申し上げます。
3学期もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
新年に寄せて
理事長 伊藤 實
師走12月、本園では色々と行事を行いましたが、特に「お餅つき」は、子ども達が目を輝かせる素晴らしい行事になりました。ご協力をいただいた保護者の皆様やご近所の皆様には、本当にありがとうございました。
お餅つきは新年を迎えるための大切な日本の年中行事ですし、お餅つきを通して子ども達は様々な喜びや感動を得ることができます。かまどの炎や熱気、せいろで蒸したもち米から立ち上がる湯気や匂い、実際に餅を搗く時の躍動感や音や振動(もちろん園児達も自分の手で餅をつきます)、つきあがったお餅をお雑煮やきな粉餅にして食べる舌触りや味わい。様々な要素が園児達の五感を刺激します。自然と湧き起こる歓声や「よいしょ」の掛け声。賑やかに楽しく、そして事故なく行うことができました。普段の生活の中ではなかなか体験できないことだけに、餅つきの取り組みはこれからも昔ながらのやり方を守りながら続けていきたいと思っております。
今年の冬は感染症の流行が早いと感じます。本園でもご迷惑をお掛けしたノロウイルスもそうですが、千葉県内はすでにインフルエンザの流行注意報が国立感染症研究所から発表されています。感染症にかからないためには、まず手洗いやうがいをしっかり行い、ウイルスや菌を洗い流すのが、何と言っても大切です。もしかかってしまったら、医師の診察を受け、しっかり休んで体を治しましょう。
年の瀬が迫り、忙しさが募る中ではありますが、今年一年の様々な出来事を振り返るとともに、来たる新年に向けて想いを馳せていきましょう。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
1月の保育
主任 柴田 玲恵子
新しい年を迎え、やってみたい事も増え新しい挑戦を見つけ頑張ろうという思いがある子ども達!3学期は締めくくりの大切な学期です。毎日毎日を大切に一生懸命に生活を作っていくことができるようにと思っています。安心でき、信頼しあえる関係を作りたいです。
冬休み明けは生活リズムを取り戻し、お正月遊び(伝承遊び)を楽しんだり、寒さにも負けず、園庭でも集団遊びやボール、縄跳び等体をたくさん動かして楽しんでいきます。そして、ひまわりシアターに向けてクラスや学年等、協力して取り組みも進めていきます。
さくらんぼ組では、友だちの一緒の簡単なルールある遊びから絵本になりきっての表現を楽しんでいきたいと思います。
年中組では、自分のことは自分で行い、当番の仕事もグループで協力しあって進めていきます。そして年長になる期待が持てるようになっていきます。
年長組では、3月には卒園するということがわかり、幼稚園生活の総まとめとしての大切な最後の学期を迎えます。目標を持ち、仲間と協力して、シアターへの取り組みや卒園製作、文集の取り組み等々集団遊びを意欲的に自分たちで展開し、遊んでいきます。
全学年ともに、体操(月・木)の時にはマラソンにも取り組み元気いっぱい体を動かしていきます。仲間との関わりを深め、多くの楽しさや喜びを味わい、また大きく成長できる日々を作っていきたいと思います。どうぞ父母の皆様のご協力よろしくお願いします。