平成28年02月号
ひまわりだより(平成28年2月号)
創意工夫で
園長 伊藤 和子
寒い日が続いています。空気の乾燥とともに感染症の流行が心配されています。十分な手洗いうがい、そして換気にも気をつけて、元気にこの季節を乗り切って欲しいものです。新年を迎えて間もなく2ヶ月が過ぎようとしています。今、子ども達はシアターに向けて練習をかわさねているところです。学年や各々のクラスの出し物をお互いに見せ合って、子ども達の意識をより強め、やる気を引き出し、より充実の中で努力を重ね、本番に備えすために力を合わせています。園だよりが出る頃は、シアターをご覧になっての後と思いますが、本番を迎えるまでの毎日がとても大切なものとなります。子ども達と十分な話し合いをもって進められるわけですが、クラスのお友達と先生とたくさんの知恵を出し合い、創意工夫と勇気を持って、少しづつ作品として形造られるのです。この一年間の集大成と言われる所以でもありますが、たくさんの力が集結されていることや許し合ったり認め合ったりの心の成長が土台になっていることで、出し物が成立していることを感じていただけたらと思っています。子ども達にとって、お友達と合わせるという行為は大変難しいことの一つです。全体を見通すことでバランスを保ち、観ている側へ感動が届けられるように精一杯頑張ることで当日を楽しみにしている毎日です。ハプニングの心配もありましたが、当日よりもたどり着くまでの毎日が、本当の意味での成長の過程でもあると思います。舞台に立つ一人一人の子ども達の姿をしっかり観ていただき、各々の持ち味を認め、その努力を感じていただけたなら嬉しいです。残りわずかとなりましたが。明るく元気に毎日を大切にしてまいりましょう。