平成27年11月号
ひまわりだより(平成27年11月号)
充実の秋
園長 伊藤 和子
立冬が過ぎたとは言え、寒暖の差が大きい日々、体調を崩さぬようにご配慮ください。さて、秋は充実の秋と表現されますが、すべての活動に適していると言っても過言ではありません。スポーツに、芸術に、食文化に、心が充実に満たされる季節のように思います。先日は、子ども達の大好きなおじいちゃん、おばあちゃんに来園していただき、本当に短い時間ではありましたが、楽しいひと時を過ごすことができました。日頃からたくさんお世話になっていることへの感謝の気持ちが少しでも伝わって、ともに嬉しい楽しい時間となったなら本当に嬉しく思います。年長の子ども達もわたしども教職員ふれ合い会を楽しみにしてまいりました。祖父母の皆様の何気ない振る舞いに、暖かさ、やさしさ、穏やかさを感じて感激してしまいました。ご協力に心からありがたく感謝でいっぱいです。子ども達も、何となく穏やかな雰囲気の中に引き込まれている様でした。このような時を大事に、これからもふれあい会の充実を考えていけたらと思っています。11月は七五三のお祝いの月。厄を払い穏やかな成長を祈る儀式の1つです。無事に立派に成長して欲しいとの願いを一心に受けて、この晴れやかな1日を大切にして欲しいと思います。一日一日は本当に早いものです。あっという間に大きく成長する子ども達です。毎日の流れを大切に、より充実の秋を過ごしてほしいと思います。季節の変わり目、健康には十分に気をつけて、元気に躍動の日々を各々が満喫しながら、2学期の締めくくりにつなげてゆけたらと思っています。やさしさと暖かさと穏やかな日々の中で。
体験を活かして!
理事長 伊藤 實
日増しに寒さを感じるこの頃、皆様にはご清栄のこととお喜び申し上げます。
先月末に「おいもほり」を行いましたが、子供達の持ち帰ったおいもはいかがでしたでしょうか。年長組園児と教職員が一緒に育てた「さつまいも」。今年は大豊作で、園児たちは目を輝かせておいもを掘り出していました。おいも料理を囲んで話がはずんだものと思います。当日お手伝いくださった保護者の皆様にお礼申し上げます。
先日は「ふれあい会」として、年長組の子どもたちがおじいさんおばあさんをお招きして一緒に楽しみました。当日はぐずついた天気にもかかわらず、大勢の皆様にご参加をいただきましてありがとうございました。いろいろなことをして遊んでもらったり、収穫したさつまいもをおいしく食べてもらったりして、園児たちは大喜びをしておりました。こうした体験が子どもたちの心を豊かにする大きな助けになると確信しております。
12月に入りますと、おもちつき、クリスマス会そして年越しと、さまざまな体験をして参ります。特におもちつきは、お正月を迎えるための大事な日本の年中行事の一つであり、本園でも大切に取り組んでおりますが、今年も皆様のご協力をいただいて、かまどでもち米をふかし、臼と杵を使って実際にもちつきに取り組みます。協力して成し遂げる喜び、そして新年への期待を園児たちがしっかりと感じることができるように、安全に配慮しながら取り組みを進めてまいります。
今年もインフルエンザが気になる時期に入りました。手洗いとうがいをしっかりして、体にウイルスが入らないよう心がけましょう。予防接種も検討いただくと良いでしょう。
結びに、平成28年度新入園児募集につきましては、おかげさまで予定数に達することができました。保護者の皆様や多くの皆様のご支援の賜と心より御礼申し上げますとともに、引き続き「ひまわり」の教育に邁進する所存でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。
12月の保育
主任 柴田 玲恵子
秋晴れのすっきりした大空の下、広い園庭では子ども達の元気な姿が見られています。年長さんは園庭を走り大きなタイヤを跳び、大なわ、鉄棒、跳び箱に毎朝取り組んでいます。そんな姿を見ながら年中さんも遊具を頑張ったり、年少さんやさくらんぼさんも楽しそうに先生と追いかけっこ等をしています。友だちと楽しさをたくさん感じあうことができる喜びは大きいものです。2学期の大切なまとめの時期12月となります。子どもたちの伸びていこうとする力を最大限に引き出していかれるようにしていきたいと思います。毎年行っているおもちつきでは、かまどでもち米をふかし、自分たちの手で餅つきを行い、つきたてを味わいます。クリスマス会では全学年でホールに集い、夢見る世界を大切に楽しくサンタさんの登場もあり、プレゼントをもらったりと会を盛り上げていきたいと思います。
さくらんぼ組では、先生や友だちと一緒にいることが楽しいなとたくさん感じることが出来るように遊んだり、キャンディボールも使い体をたくさん動かしていきます。
年少組も簡単なルールのある遊び、丸鬼やころがしボール等元気に走り、先生や友だちと馬酔木ます。また、お当番の仕事も1つ1つ頑張っていきます。
年中組では、2チームに分かれての集団遊びをクラス、学年でも一緒に楽しむようにしていきます。そしてベーブサートでの表現遊びでは言葉のやり取りや広がりなどみんなで作っていく楽しさを知っていきます。
年長組では、仲間との関わりを深め、自分たちで考え行動したり等、生活を協力して作り上げていかれるようになります。目標に向かって協力し合ってやり遂げていこうと考え、意欲的に遊びや活動に取り組んでいきます。
学期末、年末を迎えますので大そうじをしたり、一年を振り返り成長を見つめたり、周りの方々への感謝の気持ちをが持てるように話したりと子どもたちと話をしていきたいと思います。父母の皆様におかれましてもご協力ありがとうございました。