平成27年05月号
ひまわりだより(平成27年5月号)
安定の中で
園長 伊藤 和子
新緑の美しい季節となりました。ゴールデンウィークも終わり、いよいよ本格的な活動の時を迎えました。新入の子ども達も、まだ時より不安をのぞかせることもありますが、すぐ立ち直り、お友達と遊べるようになりました。一人一人の思いを大切に受け止めながら、幼稚園での生活を作り上げてまいります。先日は母の日のプレゼント作りに各学年共に精を出していました。嬉しくて早く渡したい気持ちが溢れていました。「ママね、もも色が好きなんだよ。」「美味しいご飯作ってくれる」「いろんなところに連れて行ってくれる」「あのね、あのね」次々と教えてくれる子ども達。かけがえのない母の姿がありました。毎日を元気に安定の中で様々な挑戦ができる1つの大切な関係が、ここの存在しています。親の手から離れることを経験した子ども達、とまどいながらもしっかり自分を守ってくれていることを、全身に感じているからこそ、気持ちを切り替えることが出来ているのです。まだ気温も不安定です。体調に気をつけて、生活のリズムを確かなものに近づけて欲しいと思います。朝食は摂れていますか。食事は生きていく上で欠かすことのできないものです。特に朝食は、体のリズムを整え、各々の臓器の働きを促し、活力の発揮につながっています。朝からあくびをしたり、じっと座りこんで動きたくなかったり、張りのある声が出せなかったり、様々な表情を見せる子も少なくありません。子どもは本来活動的です。エネルギーを発散して日々成長をしてまいります。時間の余裕を持って1日楽しく過ごせますようご配慮下さい。年長の作ったこいのぼりが大空に泳いでいます。より大きく逞しく成長しますよう心から祈りました。
五月晴れのもとで
理事長 伊藤 實
爽やかな5月の空のもと、力強く泳いだ年長組さんの鯉のぼり。今年も年長組さんみんなのアイディアを生かした鯉のぼりが出来上がりました。また、年中組さん・年少組さんの可愛い鯉のぼりも作り上げることができました。幼稚園の玄関ロビーにはよろい・かぶとを飾って、子供たちの健やかな成長を願いました。きっと皆様の家庭においてお子さんの健やかな成長を願い、こどもの日のお祝いをされたことと思います。
去る5月8日(金)には、「ひまわり親子スクール(ひよこ組)」と「ぴよぴよクラブ」の開講式が盛会のうちに行われました。可愛い子供たちで大賑わいでした。翌週からはそれぞれのクラスに分かれてスタートしたわけですが、ぜひとも本園で楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。また今月から年長組さんを対象にした英語を楽しむカリキュラム「ET(English Time:英語の時間)」が始まり、さらに「絵本貸し出し」も、今月から年少組さんも含めて全園児が対象となりました。子ども達の知的好奇心を刺激する取り組みとして今年度も大切にしていきたいと思います。
間もなく来る6月はうっとうしい梅雨の時期となりますが、「ひまわりフェスティバル」「プール遊び」など、楽しい取り組みが待っています。お子さん達が体調を崩さないように生活リズムを維持しながら、疲れを翌日に残さないために十分な休養を取ってくださいますよう、保護者の皆様のご協力をお願いいたします。
明日も元気で楽しく、笑顔でお会いしましょう。
6月の保育
主任 柴田 玲恵子
新しいことにたくさん出会い不安や戸惑いを感じていた子ども達も園生活に慣れて、「幼稚園はなんでも楽しいんだよ」と笑顔が多く見られるようになりました。「もう泣かないよ」と話してくれます。先生や友達との触れ合いや遊びはエネルギーを生み出しています。6月にはひまわりフェスティバルがあり、年長さんは集めた廃材等を使ったおもちゃ作りに一生懸命です。そんな姿を年中・少さんが見せてもらっています。異年齢でのやりとり、かかわりを大切にお互いの良さを吸収しあって欲しいと思います。
年少組は園庭での遊びも増え、追いかけっこをしたり遊具で遊んだり、体を動かし「みんなと一緒が楽しい」という気持ちが味わえるようになってきます。言葉のやりとりも大切にし、必要なことをどう伝えたらいいのかを知らせていきたいと思います。
年中組では、クラスの友達や先生と一緒の集団遊びの楽しさがわかり、「もっと遊びたい」という気持ちが持てるようになります。園生活の流れや身の回りの事にも目が向けられ、自分の事は自分で出来るようになってきます。
年長組では、ひまわりフェスティバルに中でも自分たちが間買われている役割がかわり、年長としての自覚を持ち、意欲的に取り組みを進めていきます。畑ではじゃがいもや赤カブ等の収穫、調理活動を行います。お泊り会に向けて、釜戸を作ってのごはん炊き、おにぎり作り等期待を高めていきます。
各学年、感謝の気持ちを持ち、父の日のプレゼント作りを行います。後半にはいよいよプール開きがあります。子ども達が、この時期ならではの水遊びをたっぷりと楽しんでいきたいと思います。こどもたちの「もっと遊びたい!」「もっとやりたい!」を引き出していきたいと思います。父母の皆様とも連携をとり一緒に頑張っていきたいと思います。
宜しくお願いします。