平成26年05月号
ひまわりだより(平成26年5月号)
かわいい子ども達
園長 伊藤 和子
桜の花が満開となり、入園式の11日まで散らないで待っててね、と祈る毎日でした。雨がふったり風が吹いてとても心配でした。気温が上がってチラチラと花びらが散って残念と思っていましたが、一部の枝にしっかり残っていましたね。しだれ桜も姫りんごの花もきれいに咲いて、新しいお友だちを迎えてくれました。たくさんのお花に包まれて、入園式も無事に済み、いよいよ平成26年度の始まりとなりました。誰もが不安の中でしたが、少しずつ幼稚園を知ってきた様子です。時々思い出したかの様に目にいっぱい涙を溜めてお家に帰りたくなったりしますが、又、気がまぎれて遊びだす、そんな毎日でした。お話もしっかり出来て、笑顔も見られるようになってきた子ども達です。
進級の子ども達が、バスを降りると新入の子の手を引いて玄関までつれて来てくれます。何となく遠慮しているようなぎこちなさでしたが、間もなく慣れて、走ってくるようになりました。早く幼稚園の生活に慣れて、楽しく遊ぶことができるようになって欲しいと思います。できるだけ早くお互いの信頼関係を結べますように願っています。それには体調をしっかり整えて、毎日元気で登園できますようご配慮下さい。一日も早く、幼稚園に早く行きたいと思えるようになって欲しいと思います。幼稚園も新しい先生を2人迎えてのスタートとなりました。明るく元気にそして楽しい毎日でありますように力を合わせてまいります。どうぞよろしくお願い致します。まだまだ気候不順です。充分お気をつけ下さい。
生活リズムを整えて、楽しい毎日を!
理事長 伊藤 實
園庭に咲き誇る花々に囲まれて、平成26年度が始まりました。本園第46回の入園式も盛会のうちに挙行することができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。
「入園おめでとう」「いっしょにいこう」進級した園児たちが新入園児に声を掛けたり手を引いたりする姿、新入園児がはずかしそうに、そしてうれしそうについていく姿に、微笑ましさを感じるこの頃です。
新入園児は入園から2週間を数え、緊張と不安の中にも園生活に少しずつ落ち着きが得られるようになってきました。ご家庭では、お子さんの様子はいかがでしょうか。きっと疲れて帰ってくることと思います。ご家庭においては休養に心掛け、疲労感を翌日に残さないように、お子さんにご配慮いただけたらと思います。
本園では、子育てを支援する各種活動を行っております。時間外の預かり保育「ひまわりルーム」や、「ひまわりサマースクール」に代表される長期休み中の保育など、保護者様をサポートしつつ、子ども達が楽しめる時間づくりに取り組んでおりますので、どうぞご活用下さい。また、入園前のお子さんが対象の「ひまわり親子スクール」や「ぴよぴよクラブ」は、今年もたくさんの方々にお申し込みいただき、いよいよ5月から始まります。充実した時間となるように工夫を重ねていきたいと思います。
爽やかな気候の中で、春の行楽シーズンを迎えます。ご家庭で楽しい計画もあろうかと思いますが、生活リズムが乱れがちな時期でもあります。よく遊びよく休んで、元気に5月を過ごしていきましょう。
5月の保育
主任 柴田 玲恵子
新入園児を迎えて元気いっぱいな声が聞こえています。「ここだよ」とくつ箱を見つけてやさしく接している年長さん。手をつないでもらったりしながら一生懸命歩いている年少さん。新しい出会いの中で楽しさや喜びを感じている子ども達です。各学年共に子どもの日に向けて、鯉のぼり作りに取り組んでいきます。先生や友だちとふれあい、遊びを楽しんでいきます。5月には”春の遠足”や園外保育(散歩)にも出掛け、自然をたっぷり感じながら体を動かしていきます。
年少組では、幼稚園に来る事がわかり、先生や友だちと、追いかけっこをして走ったりふれあい遊びを楽しんでいきます。くつ箱やロッカー、トイレの使い方など身の回りの事を先生と一緒にやりながら、不安をなくし安心して生活出来るように進めてまいります。
年中組では、クラスの友だちと関わりを広げていかれるように簡単なルールのある遊びを楽しんだり、周りに目が向けられるようにしていきます。生活を自分達でつくっていかれるように当番活動も行っていきます。
年長組では、自分達が主体となり取り組みがつくれるように自分達で考えるようにし、みんなの前で話したり、聞いたりと話し合い活動を大切にしていきます。5mの布で作る鯉のぼりは絞り染めで作ります。クラスの仲間との共同製作ですので、完成の喜びはとても大きいものになる事でしょう。畑の活動も行い、夏野菜の種まきや苗植えをし、収穫に期待をふくらませていきます。
初期の緊張や不安もなくなり、笑顔が増えてくるようになりますが、疲れも出てくる時期となりますのでゆっくり休ませてあげてください。そして、友だちとの関わりの中で、けんかやいきちがいがうまれたり、登園を嫌がる事があるかもしれません。そんな時は気持ちを受け止めながら、丁寧に対応し信頼関係をつくってきたいと思います。”幼稚園大好き”になってほしいです。