平成25年02月号
ひまわりだより(平成25年02月号)
まとめの意義
園長 伊藤 和子
寒い寒いと言いながら、立春を迎え、暦の上では春の季節となりました。いただきました桜も堅く小さな花芽でしたが、今では満開となり、うす桃色のかわいい花弁を見せています。
早いもので子ども達も卒園・進級を意識するようになりました。残りわずかな日々となり、年長は卒園文集そして卒園製作と多忙です。年中年少そして満三才の子ども達も、各々に1つ大きくなることへの期待が大きく膨らんでいます。三学期も数える程の日数の中で総まとめの日々となりました。とにかく大切なことは基本的な姿勢にあります。日常の挨拶がしっかりできているだろうか、生活習慣がきちんとクリアできているだろうか、そして何事にも前向きな気持ちを持って意欲的に活動ができているだろうか、人生の一歩一歩を確実にものにしていってほしいと願っています。難しいことの様に感じられると思いますが、要は人としての基本的なマナーが身についているかというところでしょうか。様々な知識はその後からついてくるのだと思っています。今一度振り返り見つめ直していきたいものです。
今、シアターに向けて子ども達はとても楽しそうに取り組んでいます。各クラス毎の出し物も揃いました。後は大勢のお客様に観ていただくことを励みにがんばっています。協働の大きな作業の集大成と言っても過言ではありません。いかに楽しく積極的に友だちと力を合わせ心を合わせて一つのものを作り上げていくか、子ども達の大きな成長がここに込められていると感じていただけたなら本当にうれしいのですが。きっとがんばってくれる筈だと信じてます。
一年のまとめの時に!
理事長 伊藤 實
例年にない寒さの中にも、春の足音が木の芽や蕾にあらわれはじめているこの頃、皆様には増々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平成24年度もいよいよ年度末を迎えました。本園では子ども達ひとりひとりにとって3年間或いは2年間、発達段階に合わせた活動を通して幼稚園として出来うることを出来るだけ経験させてあげたいと、園一丸となって取り組んでまいりました。そこには子ども達それぞれの個性を活かした取り組みでなければなりません。しかしこの経験は成長していく中で、必ず活きて行くものと思います。普段のカリキュラムから色々な行事への参加へと、子ども達にはあっと言う間の一年であったと思いますが、まとめのこの時期に、欠落事項はなかったのか、総仕上げの日々となります。まだ、残された短い期間を特に年長組さんには本園での思い出づくりのお別れの遠足や卒園製作など頑張ってください。他の学年も進級するための活動に大いに取り組んでください。
結びに、今年もインフルエンザが流行しております。お陰様で本園では今のところ学級閉鎖の状態には至っておりませんが、最悪の場合は休園の措置をとって感染の拡大防止もありますので、ご理解とご協力をお願いします。予防接種や手洗いうがいを励行して年度末を元気で楽しく過ごされますよう願うものです。
3月の保育
主任 柴田 玲恵子
一年間の締めくくり、総まとめの大切な時期を迎えます。子ども達は、卒園・入学・進級に向かって期待を大きく膨らませています。自分が頑張ってきた事の充実感、仲間がいてくれたからこそ出来た事もたくさんありました。一緒に成長した事を喜び合い自信を持ち生活を作っていかれるようにしたいと思います。
さくらんぼ組では、園生活に慣れ少しずつ身の回りの事が出来るようになった喜びを感じています。先生と一緒に遊びを楽しみながら友だちとの関わりを広げていきます。
年少組では、友だちと一緒にルールのある遊びやごっこ遊び等を楽しみ笑顔がたくさん見られるようになりました。色々な活動等”もっとやってみたい”を増やしていきたいと思います。
年中組では、年長から引き継いだ飼育の仕事を友だちと行い、園の仕事を任される喜びを感じていきます。畑では種いもを植えて育て方を知り、進級して初夏の頃に収穫できるという期待を持ち、年長になる喜びへとつなげていきます。友だちとの遊びもルールがわかり積極的に体をたくさん動かして遊んでいきます。
年長組では、卒園に向け、張り子で自分の顔のお面を作ったり、障子紙を使ってひまわり幼稚園の教育目標をもとに大きなパネルを仲間と協力して作っていきます。そして文集づくりや作品の整理等園生活を振り返ります。集団遊びではSケンやドッチボールを仲間と一緒に楽しんでいき、絆を深めて卒園を迎えられるよう1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
”年長さんありがとう、そしておめでとう”の気持ちを込めて、年中組はプレゼントを作ったり、ホールには卒園のお祝いの飾りつけを年中・年少・さくらんぼと協力しておこなっていきます。ひとりひとりの子ども達が心身ともに大きくなった事を喜び合って、次へのエネルギーがいっぱいになるようにしていきたいと思っています。
父母の皆様も共に確認しあって喜び合えたら嬉しいです。一年間色々な御協力ありがとうございました。