平成24年11月号
ひまわりだより(平成24年11月号)
幸せでありますように
園長 伊藤 和子
秋たけなわ、美しい紅葉の季節を迎えています。朝夕の冷え込みも大分増してまいりました。先日のお芋掘りでは大きなお芋がたくさん掘れて子ども達も大興奮でした。土の感触、掘り出す作業の大変さ、そして収穫の喜びをしっかりと味わうことができました。お手伝いの皆様ありがとうございました。
秋の遠足も各学年ともに無事に終了となり、楽しい一日を過ごすことができました。そして先日のふれあい会では、お忙しい中祖父母の皆様や近くの高齢の皆様にもお越しいただき、大変貴重な時間を過ごすことが出来ました。子ども達にとっては、大好きなおじいちゃんおばあちゃんが幼稚園に来て下さるということで一生懸命練習を積んでまいりました。そして当日はうれしい楽しい時間となりました。日ごろからの感謝の心が届いたことと思います。ホールいっぱいに笑顔が広がりました。ありがとうございました。さて、子ども達の関わりも広がっています。クラスを越えての集団遊び等、学年を越えて関わる姿も見られて微笑ましい瞬間に出会うこともあります。二学期も後半を迎え、落ち着きと貫禄をそなえてまいりました。
これからは寒さも増してまいります。健康に十分留意して毎日を元気に過ごせますよう願っているところです。先日は七五三のお祝いに出会いました。小さな両手を合わせて神前に祈る姿に思わず大きく育てと心からエールを送りました。そのうれしそうな笑顔に幸せをいっぱい感じました、一人ひとりの子ども達が明るく実に来でそして幸せいっぱいでありますようにと何度も祈ってまいりました。
より多くの経験を!
理事長 伊藤 實
各地から紅葉の便りや初雪の便りが寄せられて、いよいよ秋から冬の季節へと移り行くこの頃となりました。保護者の皆様、ご近所の皆様にはいかがでしょうか。皆様にご心配いただきました放射能については幼稚園等の学校や保育所や公園の除染は市の予算執行により済んでおりますが、実りの秋に自然との触れ合いは季節を肌で感じる大切な機会であります。四季の移り変わりは子ども達の成長の中でとっても大切な経験の一つとなります。草木が芽吹き、開花して実をつける。自然のサイクルは生き物すべて通じるものであると思います。人も同じで、誕生から、日々の成長そして心身ともに大人になっても日々の環境への対応へ、一生が勉強であります。そのような中での幼稚園時代の成長は、一番急速に成長し、この時代での経験がやがて大人になった時の姿の元となると言われております。私も含めて親は子らに失敗せずに真っ直ぐに最短で道を極める様ような環境づくりを手伝おうとしています。でも、本当は「自分の道は自分で切り開け」で、成功は失敗の積み重ねの上にあるもとも言われております。幼稚園時代の子ども達はありとあらゆる可能性を持っています。一つでも多くの経験をさせていただきたいものと思います。
さて、今年もインフルエンザ対策の時期を迎えました。インフルエンザは予防が大切であり、予防ワクチンの接種をお勧めいたします。また、手洗いとうがいは予防の基本と言われております。園では手洗いとうがいを徹底させております。もし、感染したときはお早めに医療機関での対応を、ご家庭内の協力をお願いいたします。
また、平成25年度新入園児の募集につきましては、多くの皆様のおかげをもちまして予定されました目標を達成することができました。ご協力に心より感謝申し上げます。新年度に向けて一層の体制整備をして本園の教育を進める所存でございますので、一層の御支援を賜りますようお願い申し上げます。
12月の保育
主任 柴田 玲恵子
子ども達は自然からたくさんの贈り物をもらっているのと同じ様に、自分達も実りの時を迎えようとしています。2学期のまとめの時期です。仲間と一緒に色々なことに挑戦し、乗り越えてくる中で成長した姿がみられています。集団の力も高まり、これからも益々意欲的に生活を作っていきたいと思います。一年を振り返り新年を迎える準備も進めていきます。おもちつきでは昔からの道具を使い五感を通して実際体験します。クリスマス会は園全体で子ども達の見る世界を大事に会の内容を考え、サンタさんの登場、X’masソング、お母さんや先生達からのプレゼント等会を盛り上げ楽しんでいきたいと思います。
さくらんぼ組では、先生と一緒にたくさん遊んだり、身の回りの生活習慣を先生と一緒に繰り返し行い、少しずつ広がって来た関わりの中で自分の思いを伝えていけるようにしたいと思います。
年少組では、クラス単位で簡単なルールのある遊びを楽しみながら、友だちにもっと目が向けられるようにしていきます。当番の仕事を知りはりきって行える様に取り組んでいきます。
年中組では、2チームに分かれて集団遊びを友だちと声を掛け合い積極的に楽しんでいきます。クラスの劇あそびをする中で友だちと一緒に言葉のやり取りを楽しんでいきます。
年長組では、遊びや活動を通して、仲間との関わりを深め、自分の思っている事を話したり仲間の気持ちを受け止め、どうしたらいいのか考える力もつけていきます。人形劇の取り組みも仲間と言葉を考え合ってきましたので、自信をもって表現出来る様にしていきます。ボールを使っての様々な遊びを楽しんだり、作戦を考えながらの集団遊び、そして遊具にも意欲的に取り組んでいきたいと思います。
学期末・年末を迎えますので大掃除や持ち物の整理整頓をし、元気に今日を迎えられたことを喜び、自分のやってきたことを振り返り、周りの人達への感謝の気持ちがもてるように知らせていきます。そして子ども達のがんばりを褒め、良さをたくさん見つけ、伸ばしていきたいと思ってます。