平成26年11月号
ひまわりだより(平成26年11月号)
育ちを見つめて
園長 伊藤 和子
秋の深まり落葉が進んで、枝先が目立つようになってまいりました。「きれいな葉っぱがいっぱぁい」と集めて見せてくれる子供たち。たくさんの秋を満喫して、たくさんの不思議に出会い、活動の広がりと深まりを感じる日々となっています。初冬を迎え、体調に気を付けながら、毎日を元気で頑張ることが出来ますよう配慮していきたいと思います。
さて、子育て支援施策の一環としての幼児教育の大幅なシステムの変化がうたわれている中にあって、子供たちの育ちを、今一度振り返る良い機会と捉えて、見つめてまいりました。ひまわり幼稚園の理想とする子供像として、4つの目標を立て、その目標に近づくべく、日々の努力を重ねていることに他なりませんが、その内容は、確実に子供たちの成長にとって大切な柱であることを、改めて肝に銘じるものでした。教職員のやる気は、子供たちの本気につながって、常に一生懸命これこそが、心身共にたくましく豊かに大きく、成長の姿となって表れるものだと思います。常に振り返りつつ、その経過を確認しながら、その活動の意義を思い、繰り返しの日々の中にその確実さを常に意識していかねばなりません。各々が堅い理念の基に、努力を積み重ねながら、成長の喜びをより確かに感じることが出来るように願いながら、加えて日々が、楽しく過ぎていくように創意工夫の毎日であってほしいと思うところです。子供たちの未来を思いつつ、毎日を大切に過ごしていきたいと強く思っております。2学期も残り1か月となり、より充実の日々となりますよう、心を合わせてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
体験を活かして!
理事長 伊藤 實
初冬の時期を迎えました。皆様にはご清栄のこととお喜び申し上げます。先月の終わりに、年長組園児と教職員が一緒に育てたさつまいもを全園児で収穫しました。子供たちは目を輝かせておいもほりを楽しみました。ご家庭でも、持ち帰ったお芋を囲みながらお話がはずんだのではないでしょうか。お手伝いいただいた保護者様、ご協力ありがとうございました。
先日、おじいさんおばあさんを年長組の子供たちがお招きして、一緒に楽しむ「ふれあい会」を行いました。ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。
この時も、年長さんは収穫したさつまいもを蒸かして喜びをあらわにしていました。こうした体験が子供たちの心を豊かにする大きな助けになると確信しています。
12月に入ると、おもちつきやクリスマス会、そして年越しへと、様々な体験をしてまいります。特におもちつきはお正月を迎えるための大事な日本の年中行事であり、本園でも大切に取り組んでいますが、今年もご近所の皆様のご協力をいただいて、かまどで餅米を蒸かして、臼と杵でお持ちをつきあげていきます。子供たちも小型の杵を使って実際に餅つきに取り組みます。安全に配慮しつつ、協力して成し遂げる喜び、味わう喜び、そして新年への期待を子供たちがしっかりと感じることが出来るよう、取り組みを進めてまいります。
ところで、今年もインフルエンザが気がかりな時期に入ります。手洗いうがいをしっかりとして、体にウイルスが入らないように心がけましょう。予防接種もよいかもしれません。
結びに、平成27年度新入園児募集につきましては、おかげさまで見込み数に達することが出来ました。皆様のご協力に心よりお礼申し上げますとともに、引き続き「ひまわり」の教育に邁進する所存でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。
12月の保育
主任 柴田 玲恵子
大空の下で子供たちは元気いっぱい遊んでいます。広い園庭で走ったり、遊具に挑戦したりと、色とりどりの葉っぱを集めたりしています。子供たち同士のつながりも深くなり様々な楽しさを作り出しています。2学期も大切なまとめの時期となり、子供たちは成長した姿で日々色々な事に取り組んでいこうとしています。1つ1つ”やることが出来た”という達成感、充実感は次への意欲へとつながっていきます。いつも思うことですが、1日1日を大切に充実させていきたいと思います。
12月に入ってすぐにおもちつきを行います。昔ながらの道具を使って、皆で五感を通して体験していきます。そしてクリスマス会も全園児でホールに集い、夢のような時間を作っていきたいと思っています。自分たちの手作り装飾でクリスマスの雰囲気を盛り上げていき、サンタさんにも登場してもらいます。子供たちがわくわく・どきどき・嬉しさいっぱいの毎日にしていきたいと思います。
さくらんぼ組では、先生と一緒にたくさんの遊び体を動かしたり、周りにいる友達との関わり方を知り”一緒が楽しい”を感じていきます。
年少組では、友達と一緒に簡単なルールのある遊び(追いかけっこや丸鬼等)やキャンディーボールを使って体をたくさん動かし、楽しさを増やしていきたいと思います。
年中組では、チーム対抗の遊び等も取り入れ、子供たち同士でも声を掛け合って遊びが展開できるようになり、友達意識、クラス意識も高まっていきます。ぺープサート等の表演活動も引き続き楽しんでいきます。
年長組では、自分たちで生活を作っていこうと考えあったり、話し合う場を大切にしていき、遊びや活動を通して、仲間との関わりを深めていきます。ボールを使っての遊びやチーム対抗の遊びでは作戦を考え合うなど、意欲的な姿を作っていきます。
学期末、年末を迎えますので、大掃除、持ち物の整理整頓をしていき、自分の成長と周りの人々への感謝の気持ちが持てるようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。