平成26年07月号
ひまわりだより(平成26年7月号)
大切な日々
園長 伊藤 和子
梅雨に入って空の様子がはっきりしない日々が続いています。暑かったり肌寒かったり、体調を崩さぬように十分お気をつけ下さい。子ども達の活動も1学期の展開期を迎え充実の日々となっています。今年もひまわりフェスティバルに向けての話し合いや準備、そして学年を越えての交流へと、子ども達の期待を十分に高めてまいりました。玄関に、年長さんの作ったフェスティバルのおもちゃが飾られ、その中の2つを選んで購入出来るということで、その前に立って、じっと見つめている姿が微笑ましい限りでした。年長さんのリードで展開される活動では、年中少の子ども達にとっては、年長さんはあこがれの存在です。じっと見つめる瞳が輝いています。一日一日とその期待が大きくなって、そして嬉しいフェスティバルの当日を迎えるのです。周りにいる私たちも子ども達と同じように、どんなフェスティバルになるか、子ども達はどんな様子か、期待でドキドキしてしまいます。たくさんのおもちゃ屋さんやゲーム、食べ物屋さん何処も大賑わいでした。社会の縮図がここにある、と思わず思ってしまいました。子ども達の作り上げた、1つの生きるための力が発揮されている、と感じました。自分と友だちの存在を見つめつつ、力を合わせてその課題を乗り越えていく、子ども達の世界は、冒険と好奇心とでいっぱいです。その心をどう生かすかが、育むということにつながっているのだと思うのです。
保護者の皆様も私たちも、子ども達と共にこれからも、その心を思い、毎日を大切にしてゆきたいと思っています。
充実した活動を
理事長 伊藤 實
今年も梅雨の季節となりました。作物にとって恵みの雨となれば良いのですが、この原稿を執筆している時点では、急に暑くなったり、何度も大雨に見舞われたりと、自然の力強さを感じずにはいられません。そんな天気の合間を縫って、年長組さんはジャガイモを収穫したり、サツマイモの苗を植えたり、畑の手入れをするなど、栽培活動にいそしんでいます。
6月半ばから7月の間は、子ども達の気持ちも落ち着いており、充実した活動を行いやすい時期です。外遊びがダイナミックに広がるようになり、雨の日などの室内での活動にも熱が入ります。「ひまわりフェスティバル」も、年長さんのリードで皆がよい時間を過ごしました。そんな中で、プール遊びの時期が始まりました。子ども達にとって楽しみな時間である一方、天候や園児個々の健康状態など、細心の注意を必要とする活動でもあります。安全性と楽しさ、そして夏の暑さに負けない体力づくりにも繋げられるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思います。保護者の皆様も、プールカードを通じてお子さんの健康状態を正確に把握して下さるよう、御協力をお願い致します。
また、先日は保護者の皆様にご協力いただいたぎょう虫検査・尿検査のほか、園医の佐藤先生と園歯科医の酒井先生によって園児の健康診断が行われました。結果はわかり次第順次お知らせしていきますが、個別に再検査や治療等の要請があった場合はご対応をお願い致します。
最後に、天候不順によって体調を崩しやすい時期ですので、疲れを翌日に残さないように、しっかりと休息をとって、毎日元気で登園できますように、ご家庭でのサポートをよろしくお願い致します。
7月の保育
主任 柴田 玲恵子
進級・入園と新しい生活がスタートしたと思ったら早いもので1学期のまとめの時期を迎えようとしています。毎日の子ども達の姿から成長を感じています。先日のひまわりフェスティバルの取り組みにおいても、年長が自分達の役割に責任を持ち、協力して展開してくれる中、年中・少の子ども達とのふれあいや関わりを作る事が出来ました。更に楽しさや嬉しさをたくさん感じていかれるようにしたいと思います。
年少組では、先生や友だちとの遊びで、”やってみようかな”と気持ちが増えてきています。生活に必要な身の回りの事や言葉で伝えていく事も少しずつ自分から出来るようにしていきたいと思います。お当番活動も1つ1つ知らせながら進めていきたいと思います。
年中組は、集団遊びを楽しみ、友だちとの関わりを広げていきます。生活面でも自分の事は自分ででき、見通しを持って行動できるように知らせていきます。自分の思っている事を伝えたり、友だちの話を聞いたり言葉のやりとりも大切にしていきたいと思います。
年長組では、お泊まり会があり、自分達の事は自分達で行い生活していく力をつくっていきます。お米を研いでご飯を炊き、おにぎり作りやサラダ作り、お泊まり会ではカレーライス作りも行います。仲間と一緒に協力し合い、見通しを持ち生活をつくっていきます。そして泊まれた事に自信を持ち、喜び合い絆を深めていきたいと思います。
梅雨の時期、天候も不順となり体調も崩しやすくなりますので、しっかりと休息をとり、生活リズムを乱さぬようにしましょう。”早く幼稚園に行きたい”と思えるように、楽しさを沢山作り出していきたいと思います。子ども達の頑張りを沢山褒めていきたいと思います。