平成25年12月号
ひまわりだより(平成25年12月号)
心を育てる
園長 伊藤 和子
早いものでもう師走を迎えてしまいました。2学期の終わり、子どもたちはお陰様で元気な毎日を過ごしております。2学期を振り返りまとめの時なり、各々の課題の完成度を整理しているところです。子ども達の積極的な姿勢が、今年は特に感じるところとなり、頼もしく感じています。元気で明るく、力を合わせて頑張る姿が随所に見受けられて、うれしく感じているところです。運動会からクリスマス会までに、数々の行事、大切な活動をこなしてまいりました。人を育てる、心を育てる、この大切な幼児期にこそ、教育の原点があると信じて、教職員はもとより、保護者の皆様の御理解や御協力をいただき、今日に至りました。何気ないしぐさの中に思いやりが垣間見れて、やりがいが感じられるようになり、たいへんうれしく思っています。ご家庭での様子はいかがでしょうか。たくさん褒めてたくさん励ましてあげて欲しいと思います。先日は、日本食が、世界無形文化遺産に登録されました。その中にお餅つきも含まれるということです。日本の伝統的な行事も含まれるということでした。先日は無事にお餅つきも終えることができました。つき手こね手が年々減少して、いつまでできるかを心配していますが、ベテランの皆様の心からの御協力をいただくことが今年も出来ました。このお餅つきも大切にしていきたい日本の文化です。この様な行事を大切にしながら、日本の心を育ててゆきたいものと思っております。地域の皆々様に助けられ励まされて、できる限り伝え守っていきたいと思います。今年も日数が少なくなってまいりました。健康に留意され、無事に新しい年をお迎えくださいますよう願っております。
ありがとうございました。
1年のおわりに
理事長 伊藤 實
クリスマスを間近に控える頃になると、今年もあっという間だったなあとつくづく感じてしまいますが、皆様はいかがでしたでしょうか。
子どもたちにとっては、1日1日がかけがえのない日々であったのではないかと思います。年少さんやさくらんぼ組さんは、ひまわり幼稚園に入園して、毎日新しい発見をしながら、確実に大きく成長しています。年中さんは去年より、いろいろなことに気付くようになり、活動に深みや広がりが増してきています。そして、年長さんは、一番のお兄さんお姉さんとして、自分や仲間のことばかりでなく、年下の子どもたちのことにも目を向けられるようになっています。そんなお子さんの成長を振り返りながら、新年を迎える喜びをぜひご家族で共有していただけたらと思います。
年が明けたら3学期、1年間の締めくくりの学期が始まります。特に年長組は、小学校進学を控えた最後の幼稚園生活となります。立派な「ピカピカの1年生」になれるよう、3学期を大切に過ごし、子どもたちを育て上げていきたいと思います。
この冬もインフルエンザやノロウイルスが流行しそうです。手洗い・うがいをしっかりと行い、予防に努めましょう。
来年は午年(うまどし)です。私の干支(えと)でもありますが、疾駆する馬のような躍動感のある年になればと願っております。皆様にとってきっと良い年となりますようお祈り申し上げ、子どもたちの元気な笑顔に会うことを楽しみにしております。
1月の保育
主任 柴田 玲恵子
3学期は、一年間の総まとめの大切な時期となります。”自分は◯◯したい”と目標を持ち頑張ることの素晴らしさを経験してきた子ども達は更に仲間との絆、関わりを強めながら今の自分を越え、成長する喜びを感じていかれるよう進めていきたいと思います。冬休み中に乱れてしまった生活リズムを取り戻し、寒さに負けずに外で鬼ごっこやボール遊び、なわとび等思い切り体を動かして遊んだり、お正月遊びも楽しんでいきたいと思います。
さくらんぼ組では、先生と一緒にやってみる事もありますが、”自分でやりたい” ”自分でできた”という気持ちが生まれて大きくなった事の喜びも感じてきています。先生や友だちと一緒にごっこ遊びや外でも元気に遊んでいきたいと思います。
年少組では、今まで呼んできた絵本の世界から、劇ごっこへつなげていきます。友だちとのやりとりを楽しみ、言葉での表現の広がりが見られるようにしていき、やってみたい事を増やしていかれるようにしたいです。
年中組では、グループ当番や集団遊び等、友だちと協力する事を知っていきます。年長組から畑や飼育の仕事を引き継ぎ、少しずつ年長になる期待を膨らませていきます。お正月遊びを一緒に楽しんだり、初詣にも出掛けていきます。またマラソンも行い、クラスで並んで最後まで頑張って走ることを知っていきます。
年長組では、体を使って思い切り遊び、チームで戦うおもしろさや楽しさがわかる等、色々な遊び自分で展開して充実させていきます。自分達が3月には卒園することがわかり目標を持った生活をしていきます。仲間と力を合わせ、卒園共同製作や個人製作にも取り組み、園生活を振り返り、思い出を仲間と語り合いながら文集づくりも進めていきます。園全体の仕事として任された仕事を年中組に引き継ぎ、内容ややり方等知らせていきます。
全学年共に、日々の生活をひとりひとりがいきいきと楽しめ、仲間との関わりを強めていき、更に目標に向かってがんばる姿の中で良さを伸ばしていかれるように頑張っていきたいと思います。父母の皆様と連携し充実させていかれるようにがんばっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。